Fertility Clinic Tokyo
当院の不妊治療

当院の不妊治療

精液検査

精液検査の必要性

不妊症の約半数は男性側の原因によるものです。そのため、不妊症の原因が男性側にあるか調べるため精子について検査を行う必要があります。
精子の検査には、精子の数・形態・運動性について行う一般的な精液検査と、精子の機能性・染色体・遺伝子などを調べる特殊な検査があります。精液検査をしないで不妊治療をすすめ精子に異常があった場合、女性のみ治療を行っても治療成果が出ないことがあります。このことから精液検査をお受けいただく事をおすすめしています。

より詳しい男性不妊治療に関する情報はこちら

精液の異常には主に次のようなものがあります。

  • 無精子症(精子がいない)
  • 乏精子症(数が少ない)
  • 精子無力症(運動精子の割合が低い)
  • 精子奇形症(奇形精子の割合が高い)
  • その他

異常の頻度が低い場合には自然妊娠することもありますが、異常の頻度が高い場合には治療が必要となります。正常と異常の中間(境界領域)の男性は意外に多く精液検査の異常の程度によって治療方法を選択します。

精液検査の結果はそのときの健康状態やストレス・飲酒・疲労などによって大きく変動があることもあります。精液検査は1回限りでなく、日を変えて何回か検査を行って頂く場合があります。 精液検査の正常値は精液検査の結果用紙に記載しています。

精液検査の実施法

  • 検査は、2日から3日間程度の禁欲(射精しない期間)後が理想的です。
  • 禁欲期間が短かったり、非常に長かったりする場合は検査結果に影響することがあります。
  • 当院でお渡しした容器にマスターベーションにて精液を採って下さい。採取の際にコンドームは使用しないで下さい。(コンドームの内側に殺精子剤が塗られている物があり精子の運動性の結果に影響を与えます。)
  • 採取後、ラベルシールにご主人様と奥様の診察券番号・氏名・採取日時を記入の上、容器にお貼りください。
  • 採取後2時間以内にクリニックにお持ちください。

精液検査のお持込も予約が必要です。
検査の受付時間は以下をご確認いただき、時間内の予約をお取り下さい。

診療受付 月〜水・金 午前9:00〜11:30
午後3:00〜4:30
土・日 午前9:00〜11:30

院内に採精室のご用意もありますが、お部屋の数に限りがございます。院内採精をご希望の方は検査の予約の際に一緒にお部屋のご予約も必ずお取り頂き、お渡ししている容器をご持参の上、予約時間御ご来院下さい。

ご予約のない場合、直接ご来院頂きましても検査をお受けできない場合もございます。必ずご主人様のIDにてご予約の上、ご来院下さい。(Webで予約が取れます。)
検査当日はご主人様の保険証が必要となります。必ずご持参下さい。ご持参いただけない場合、検査料が自費となる場合がございますのでご注意下さい。
検査結果は翌日以降となりますので、翌日以降のご予約時に結果の説明をいたします。
奥様が検査結果をお聞きになる場合は、『ご主人様が記載した委任状』が必要となります。委任状が無い場合は、結果をお話できませんのでご了承下さい。

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