Fertility Clinic Tokyo
当院の不妊治療

当院の不妊治療

着床不全検査

体外受精を何回か行って、形の良い胚を繰り返し移植しても妊娠に至らない場合、子宮内環境の異常が着床(受精卵、胚が子宮内膜と接着すること)を妨げている可能性があります。
検査により異常が認められた場合には適切な治療を行うことで、着床しやすくなると考えられています。
体外受精治療中の方に限らず、希望する検査がありましたら医師にご相談ください。

子宮鏡検査

子宮内に内視鏡(カメラ)を挿入し、ポリープ、筋腫、子宮奇形など着床の妨げになる原因がないかどうかをみる検査です。

検査結果

検査後当日に結果をご説明します。

子宮内膜生検(免疫染色CD138検査)

子宮内膜に炎症所見があるか病理学的に診断する検査です。着床不全の原因の一つに慢性子宮内膜炎があると考えられています。

検査結果

子宮内膜を採取、検査結果は約2週間後です。

子宮内フローラ検査

子宮内の菌の割合を調べる検査です。妊娠にはラクトバチルス属優位が良いとされ、菌のバランスの崩れが着床不全や流産・早産の原因の一つと考えられています。

検査結果

子宮内膜を採取、検査結果は約4週間後です。

EMMA/ALICE 検査

子宮内の菌の割合を調べるEMMA 検査と、慢性子宮内膜炎に関連する病原菌がいるかどうかを調べるALICE 検査をあわせて行います。

検査結果

子宮内膜を採取、検査結果は約4週間後です。

ERA検査(着床の窓の検査)

子宮内膜が着床可能な状態にあるかどうかを調べる検査です。理想的なタイミングで胚移植を行うことで、着床および妊娠の成功率を上げることが期待されます。この検体採取でEMMA/ALICEをあわせて検査することも可能です。

検査結果

子宮内膜を採取、検査結果は約4週間後です。
この検査は体外受精治療の方が対象となります。

ビタミンD 活性

ビタミンD の不足が不妊の原因の一つと考えられています。

検査結果

血液検査、検査結果は約1週間後です。

Th1/Th2

免疫のバランスを調べる検査です。正常な妊娠はTh2 優位とされ、Th1 寄りだと着床あるいは妊娠継続しにくい可能性が指摘されています。

検査結果

血液検査、検査結果は約1週間後です。

銅・亜鉛

現代人の食生活は亜鉛不足、銅過多に陥っていると言われ、銅過多は着床を阻害すると考えられています。

検査結果

血液検査、検査結果は約1週間後です。

PRP療法(多血小板血漿) ~子宮内膜が薄い場合の治療法~

ご自身の血液から抽出した高濃度の血小板を子宮内に注入します。血小板には細胞の成長を促す物質や免疫にかかわる物質を含むため、子宮内膜が厚くなることが期待でき、着床しやすくなると考えられています。詳細は医師にご相談ください。

PGT-A(着床前胚染色体異数性検査)

体外受精をした受精卵が胚盤胞期になると、将来赤ちゃんになる部分と胎盤になる部分が区別できます。胎盤になる細胞を一部採取し、染色体数の過不足(異数性)があるかを調べます。正しい染色体数(正倍数性)の胚を移植することにより、妊娠率が向上し、流産率の低下が期待されます。当院は日本産科婦人科学会よりPGT-A実施施設の承認を得ています。詳細は医師にご相談ください。遺伝カウンセリングでは時間をかけてわかりやすく説明を行っています。

不育症検査についてはこちら

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