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培養室の防災対策について
小田原 靖2018年09月14日

このたびの台風21号および平成30年北海道胆振東部地震により、被害を受けられた地域の皆様に謹んでお見舞い申し上げます。

 

今回の災害では広範囲で長期間にわたり電源をはじめとするインフラ障害が発生しました。ニュースを耳にして受精卵に対する影響について不安に感じておられる方もいらっしゃると思います。受精卵をダメージから守るためには電源の確保をはじめとする災害対策が欠かせません。

当院では「災害対策マニュアル」を作成し、災害から人命、生殖細胞の安全を守るために活用しています。ここでは培養室の災害対策についてご紹介します。
停電が起こっても培養機器への電力供給が止まらないように非常用電源装置を設置しています。またその燃料も備蓄しています。長期にわたり電力供給の復旧の見通しがつかない場合、流通の停止によって物流が停止した場合、培養機器が破損した場合、その他培養の継続が困難であると考えられる場合には、培養している受精卵の全てを緊急凍結します。
凍結胚の管理に必要な液体窒素は予備も含めて十分な量を確保していますが、近隣業者からの供給が完全に長期間(数週間)止まってしまう場合には、被害のない地域から搬入が可能かどうか確認し、可能であれば確保します。液体窒素の供給が全く不可能であれば被害のない地域の輸送ルートが確保出来るJISART加盟クリニックへ凍結容器の搬出を検討することになります。
対策を講じても時に人知を超えた災害が起こってしまったら、できることには限界がありますが、当院では常にリスクを考慮して対策を講じています。
 

 

 

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