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精子DNA断片化指数検査(DFI検査)Sperm DNA Fragmentation Index Test
診療情報2023年07月01日

精子DNA断片化指数検査(DFI検査)とは

DNA損傷のある精子と未熟な精子の割合を測定し「精子の機能や質」を調べる検査のひとつです。

精液検査に異常がない方でも、DNAの損傷を受けている割合が高いこともあります。

DFIが高い場合、受精率や妊娠率が低下したり、流産率が上昇したりすることが報告されています。

 

DFI(損傷したDNAをもつ精子の割合)が高くなる原因

①禁欲期間が長い

 → 適切な禁欲期間(2~3日)にして、再検査を推奨します。

②精子濃度が低い・運動率が低い

 → 精子濃度が100万/ml未満の高度乏精子症の場合、測定間誤差が大きくなります。

③酸化ストレスを受ける要因がある(肥満、精索静脈瘤、発熱を伴う感染症、過度の有酸素運動など)

 →生活習慣の改善、抗酸化剤の服用などにより改善する可能性があります。

 

DFI検査をご希望の方は医師へご相談ください。

検査結果:20日以降

費用:16,500円(DFI検査 13,200円+ 精液検査 3,300円)税込

※DFI検査は精液検査と併せて行います。DFI検査単項目での検査はできません。

 

*Please consult Dr. Odawara if you wish to have a sperm DNA fragmentation index test (DFI test).

 

 

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